忘年会とかくし芸

2008年12月07日

もはや、はるか昔からと言う位に

「忘年会」は、年中行事化されている。

しかも、カラオケと言うカタカナ4文字熟語が

しっかり、“ 市民権 ”を得ている。

かれこれ、世に出始めて30年位になろうか?

巷のカラオケ専門店から、一般のご家庭に及び

趣味と娯楽果ては、プロ養成に至るまで

そのすそ野は、広がっていると思う。


世間話で、忘年会で「かくし芸」を指名されて

“ かくれていた自慢ののど ”が、磨かれて

その道のプロに、ブレークしたと言う話もある。

しかし、人間はみな夫々に「得手・不得手」がある。

知られている数こそ少ないが、「かくし芸」をやらされる事

が、とても苦になり “ 対人恐怖症 ”や、自己嫌悪になり

『 人生をゆがめてしまった 』 向きも、存在する。


本来「忘年会」と言う宴席を設けて、読んで字の如く

この一年の、楽しかった(良かった)事また、残念であった事

の、思い出話を「ある種の糧」にして、新たな年への歩みを

進めて行こうと言う、みんな共通の願いが込められていると

理解しているのだが・・・・・。

宴席の勢いで、 「不得手な人のかくし芸」 まで

暴いてしまう結果は、いかがなものか?と

疑念を持つ一人である。





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Posted by シンリヤン at 00:03 │エンターテーメント